マンスリーマンションの審査基準について

マンスリーマンションは申込み時、職業を問わず家具や家電付きの部屋に住めるのが魅力です。メールやHPからのお申込みや対面せず、簡単なやり取りだけでも契約可能です。
緊急であれば即日の入居も可能です（※物件による）。気軽に入居できるマンスリーマンションの審査基準は、どうなっているのでしょうか。

マンスリーマンションの入居審査とは？

業者によって違いがありますが、マンスリーマンションの入居審査はほとんど簡易な審査です。かなりグレードの高いマンションであれば、厳しいことも考えられますが、一般的には書類の記載に虚偽がないかの確認や、在籍確認と身分証明書の提出をするくらいで審査の基準はかなり低いといえます。簡易で基準が低いからといって、適当に記載をしたりミスがあったりすると、落ちてしまうこともあるので気を付けましょう。

審査が厳しくない理由とは？

賃貸物件であれば審査を低い基準にするとリスクが高くなるのに、なぜマンスリーマンションの入居審査は厳しくしないのでしょうか？理由はトラブルが起きにくいように、工夫をして運営を行っているからです。マンスリーマンション利用時は入居前にすべての料金前払いで支払って頂ければ滞納の心配はありませんし、定期借家法という法律が適用されるため、もしもルールを守らない入居者がいれば、法律により契約更新を拒否することができます。 これらの理由から審査を厳しくしなくてもトラブルが起こりにくいため、厳密に入居審査を行わなくても運営していけるのです。

注意も必要！

審査の基準が低いとされるマンスリーマンションですが、まったく行われないわけではありません。
マンスリーマンションは学生や主婦、定年後の方や無職の方であっても契約できますが、誰でも入居できるわけではなく、マンスリーマンションを利用する明確な目的が必要になります。目的が定かでないと入居できないこともあるので、住むための理由とどの程度の期間利用するのかを契約前に明確にしておきましょう。未成年者であれば契約者は親や親族など成人が契約することになりますが、就職していて在籍確認ができれば本人でも契約できることがあります。